タイル工事の施工です。大学を卒業し新卒で入社して3年目、現場に出て1年半が経ちます。今は熟練の職人さんについて修業している最中です。
体を動かす仕事がしたかったのと、モノづくりが好きなので自分に合っていると思いました。大学は芸術学部の写真専攻で建築とは関係はありませんでしたが、現場の作業風景を見学してやってみたいと思いました。また、資格取得制度がしっかりしていることも決め手になりました。
入社前から面倒見がよく温かい雰囲気の会社だと思っていましたが、その通りでした。社員数が少ない分、コミュニケーションは取りやすいし、忙しい時など助け合っています。
覚えることがとても多いことです。また、工程によっては私達の後に電気工事が入るなどするため、タイルを全面に張るのではなく、電気工事用の穴を確保しておかなければならないなど全体の作業工程を知っておく必要もあります。
女性ということで体力面で大変かと思われるかもしれませんが、力も付いてきてできることが増えましたし、夏場も空調付きウエアなど新しい作業着が開発されているのでそんなに苦ではありません。
やりがいは、足場を撤去してタイルを張った全体が見えた時に感じる達成感です。数十階建てマンションなど大きな工事は数カ月も現場にいるので愛着がわきます。
タイルの「浮き」や「飛び出し」がないよう、きれいに仕上げることです。例えば床のタイルなどは少しでも飛び出ているとつまずく原因になって危険なので、手で触って必ず確認・調整します。
職人の世界で女性を採用することはリスクもあると思いますが、採用していただきました。新しい道具なども取り入れてくださり、チャレンジ精神が旺盛な方だと思います。
ライブハウス巡りが趣味で、休日は天神を中心に小さなライブハウスへ行っています。
一人前の技能士になることです。仕上がりがきれいで安心してもらえる施工を心がけ、安全性の根拠を説明できる知識も身に付けたいですね。
向上心があり、体を動かすこと、モノづくりが好きな人です。そんな人にとっては楽しい職場ですし、女性でもやる気があれば通用する世界です。自分が手がけたタイルが建物とともに完成していく工程が見られ達成感がありますので、女性もぜひチャレンジしてほしいですね。