【建材フォーラム】感想
前回、建材フォーラムを読んでの弊社女性タイル職人の感想を掲載いたしましたが、本日はもう一名の感想をご紹介いたします。
- タイル職人になった経緯
元々、高校から大学で美術を学んでいて、アーティストよりも黙々と一つのことを極めるイメージのある職人の仕事が向いているのではないかと思っていました。
大学4年生になって、就職活動中、会社説明会で今の会社を知り、求める人物像が全く一緒だったことがきっかけで興味を持ち、ここまで一緒だったら、自分のやりたい仕事、向いている仕事なのではないかと思い、タイル職人になることを決めました。
- タイルのどんなところに魅力を感じるか
色々な形やデザインがあり、焼き方や表面の仕上げによっても様々な見え方をするところだと思います。
また見た目だけでなく、汚れに強かったり、湿度を調整できるものもあったりと、様々な機能があることも魅力的だと思います。
- 現場で感じる女性ならではの苦労
男性と同じくらいの体力・力がないことです。なので、体の使い方を工夫したり、技術面でカバーできるように日々努力しています。
- 将来の目標やチャレンジしてみたいこと
様々な現場に行って、経験を積んだ上で、張り方を自分でデザインしたり、デザインを主旨した難しいタイル張りなど、自分がしてきた美術が活かせるようなタイル張りをいつかしてみたいです。
- 対談「タイルの魅力と可能性、その未来特集」を読んでの感想
対談していた方のほとんどが美大卒で、自分と似た境遇の人たちの対談で興味深かったです。また、力仕事の面で苦労していることが一緒だと分かり、その分作業効率やスピードを磨くという点で、すごく共感して、自分が女性だからこそできることをもっと追及していけば、もっと新しいことが見えてくるのかなと感じることができて、改めて今の仕事を貪欲に頑張っていこうと思いました。